風立ちぬ・今は秋

風立ちぬ♪今は秋♪
と、かつて松田聖子さんが歌っていました。
まさに今、秋本番です。
気持ちいい秋晴れが続いている今日この頃、
食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋・読書の秋…楽しみ方・過ごし方もいろいろですね。

「風立ちぬ」と言えば、アイドル時代の聖子さんの歌よりも
今夏公開された宮崎駿監督最後の長編映画の方が旬ですね(もう遅いくらい^^;)
やはり、宮崎監督の作品は、生きることの意味や命の尊さという一貫したメッセージがあります。
この作品もキャッチコピーから“生きねば。”とストレートに表現されていました。
震災、戦争、病気、理不尽な社会、愛する人を失う、どんな状況でも
生きて自分の役割や夢を全うしていく志をもつことを静かに訴える作品でした。
ただ、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの作品と違い、
インパクトの強い仕掛けが少ないためか、子供たち・若い人たちには、
淡々としていて、何が言いたいのかよくわからなかったという感想も多いそうです。
私は、よくわからなかったというのは、自分で探究すべし!というメッセージも込められている
という気もします。

私たちの仕事では、お客様が「よくわからなかった」では済みません。
でも、「よくわかる」答えは明示しません。
真の答えは、お客様がもっているもの。
お客様が四苦八苦・試行錯誤しながら、真の答えにたどり着くように
少しのヒントを提供することと、ちょっとしたハンドリングを行うのが私たちの役割です。
今手がけている新コンテンツには、どのようなヒントとハンドリングの仕掛けを取り入れるか、
今、私はさながら“コンテンツ作成の秋”真っ最中です\(^o^)/

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2013. 09. 30